うちのお袋が心臓発作で入院した

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夜中トイレに行きたくなり起きると、居間の明かり(電灯)が点いていた。

部屋を覗くと、お袋が落ち込んだように座っていた。

体調の異変で3時ごろから起きていたというお袋。

上半身左側がおかしいと訴えるので、持病の狭心症が悪化したのかとそのとき思った。

2、30分おきに何度か血圧計で測ると、血圧上150 下90 脈拍130 ぐらいが続いた。

脈拍130は、以前の狭心症発作と同じく高い状態なので、保険証や診察券など用意して、いつでも救急車を呼べる準備をした。

一時間半ぐらい様子をみても脈拍数が下がらず、救急車を呼ぼうと決めた矢先、測定中の血圧計にエラーの表示が出たあと、数秒間だがお袋が失神してしまったので、急いで119番をかけた。

約10分後に救急車到着、思っていたより早く来てくれて安心した。

うちは最上階のアパートに住んでいるがエレベーターがないため、救急隊員数人で階段から降ろしてもらい救急車へ。

 

救急車内で心電図?の波形が大きくなったり小さくなったり。
救急隊員の方によるとこれは心房細動だと言われた。

病院に運ばれて待合室で二時間待たされ、当直医と対面。

自分が思っていた以上に危ないらしい。

現在意識はあるが、脈拍が140から下がって50ぐらいになったりまた上がったりの繰り返し。
心臓が相当無理してる証拠だと医者が言った・・・。

三年前に狭心症で検査入院したときは、心臓の大きな血管(動脈)3本のうち2本が、ほとんど塞がって機能していないと言われたのは覚えている。

薬のみで約三年近く、発作もなく過ごせて来れたのが不思議なぐらいと医者に言われたので、よほど悪い状態だったことが今回でわかった。

お袋は88歳。

薬のみで処置してきたことは治療ではなく、延命処置と教えられた時はショックだった・・・狭心症のときは言われなかったから。

その当時のことを医者に言ったら、

息子さんや本人のことを思って、不安にさせないよう優しく伝えたんじゃないですか」と言われた。

集中治療室で安静にしてるお袋を見舞ったあと一時帰宅した。

搬送された翌日、病院の看護師さんからペースメーカーを埋め込む手術の説明をしたいから来てくれと電話があった。

明くる日、容態の説明と手術医の紹介、そして万が一のことについての説明をされた。心臓マッサージや電気ショックによる処置は年齢的に無理と告げられた。

延命処置はしないという書類を書いた。
親父の時と同じだ。

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